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気配と囁き ―秘密の薔薇―

個人的な関心事についての日録風覚書。隠されたもの、語り得ぬもの、覆われたもの、向こう側、境界線上のもの、この世ならぬもの、過剰なもの、偏奇なもの、只事でないこと、などについて。

錯綜する夢

2007年03月05日
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昨夜、久し振りに記憶に残る夢を見た。
見たのだが、どうもストーリーが判然せず、断片の記憶だけが残っている夢。

夜中に夢を見ていて、ふっと目が醒めた。
夢の断片がフラッシュバックのように頭をよぎる。

これは書き付けておこうか、忘れるかもしれないし、と思いつつ、これまでの夢を記憶しそこねた夜半の寝覚め時の意識状態と比較してみて、これだけはっきり覚醒しているという自覚があるのだから、きっと二度寝しても記憶に残っているだろう、と思い直し、改めて寝ることにした。

しかし、覚醒レベルが相当高かったせいか、中々寝付けない感じだった。

朝起きてみると、やはり夜中の目覚め時と同様の記憶が残っていた。

何でも戦争か紛争が起こっていて、それに巻き込まれているようだ。

記憶に残っていない混乱したあれこれの出来事があって、ふと気付くと高高度の偵察機に乗って敵国の上空を飛んでいる。
山の稜線を2列の隊列を組んで、黙々と進んでいる情景が下方に見える。
どうやら北朝鮮のものらしい。
目を凝らすと、それは地味な野良着のような服装に身を包んだ女性の隊列であった。
ああいった乱れの無いひたむきな様子は、わが国では失われてしまった、とか誰かが言っている(自分が誰かに言い聞かせているようでもある)。

そうするうちに、どこかの建物の中にいて戦闘に巻き込まれている。
銃が乱射されたりして、味方の女性が2名倒れてしまったようだ。

どことなく見知った女性で、そのうちの1名は家人のようにも思える。

倒れたあと2人は、なにやら筒状の導水管か通気管のようなものの中に寝かされている。

1人は首が伸びきってしまい、途中でちぎれてしまった、とか誰かが言っている。

ちぎれたのなら、もう生きてはいまいが、それにしては何か声が聞こえているのは不思議だ、と思い、管の中を覗いてみると、確かに異様に伸びきった首が途中で分断されてはいるが、延髄の中の神経束?が赤い帯状になってだらんと引き出された状態で繋がっているのが見える。

本人は意識があるようだ。

脳脊髄液はどうなったのだろう、ああして空気中に晒していると乾燥してしまうが、切れた皮膚を繋ぎ合せて、脊髄も接合すれば、また元のように脳脊髄液が分泌され、内腔は充たされるのだろう、とか考えている。

手術してもらうとしたら、マイミクのEBNHさんに頼もう、とか考えている。

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