気配と囁き ―秘密の薔薇―

個人的な関心事についての日録風覚書。隠されたもの、語り得ぬもの、覆われたもの、向こう側、境界線上のもの、この世ならぬもの、過剰なもの、偏奇なもの、只事でないこと、などについて。

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BSプレミアム:奈良の祈り

昼下がり、ふとBSをつけると、先日見損ねたBSの“奈良の祈り”という番組の再放送をしていた。

途中からだったので、詳しいことはよく分からなかった。

薬師如来を前に、若い修行僧が儀式めいた所作をしている。

“この世の人間の苦しみの幾分かでも薬師如来に伝えられたらという思い”で、魂限りの大音声を張り上げて叫ぶ、叫ぶ、、、
何度も何度も

その叫びにも似た大音声の裡に定常的な意識の臨界点が突破される。

堰を切って溢れ、胸に迫りくるもの、、、

深夜の儀式。
堂内を徘徊する修行僧。
先頭に立った僧が両手に抜き身の刀身を持ち、床を切り払うように練り歩く。

魔除けの所作だそうであった。

昼の公開された祈りとは全く様相の異なる異様の儀式的所作。

理念的な求道とは原理的に異なった信仰の儀礼の原型を見る思い。
打たれた。
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